あの日に帰りたい〜第二部〜
あっという間に俊ちゃんの家に着いた。俊ちゃんの部屋には、コージが雑誌を読んで暇をつぶしていた。「待たせたな。俊ちゃんのところに行こうぜ。」コージはバイクの後ろに跨がり、「出発進行!」と能天気に声をあげた。私はエンジンをかけて、俊ちゃんの家を出た。
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