あの日に帰りたい〜第二部〜
「今、救急車呼んだから。」若い男の叫び声が聞こえた。若い私は、激しい動揺から、我を見失っていたが、事故の現場にはすぐに救急車がやって来て、担架でおばちゃんを運び込んだ。そして救急隊員が「今から警察が来るから、ここで待つように。」と言い残して立ち去った。若い私は、ただ立ち尽くすだけだった。とんでもない場面にタイムスリップしてしまった。
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