あの日に帰りたい〜第二部〜
まじまじと対面に座ったミーコを見ると、本当に良くみやびに似ていた。「そんなに気に入ったからって、じっくり見つめるなよ。」のぶひでがからかいながら、若い私をちゃかした。ミーコは顔を真っ赤にして、「からかわないでよ。のぶひでくん!」とのぶひでに抗議していた。「ミーコも家が橋の向こうなの。帰りは送ってあげてね。」ちー、ナイスフォローだ。若い私は嬉しそうにうなずいた。