LOVE・ラブ・らぶー先生が教えてくれたコトー
歩は涙を流しながら、身震いする身体を腕で押さえながら告白した。
「レイプ……されたのあたし。何かムービー撮ってたし多分売られたんだと思う。」
歩は先生にどんな反応をされているのか怖くて顔を上げられなかった。
下を向いたまま、
「何が何だか分からないまま、身体中いじられて、暴力もされた……。怖かった。誰かに助けて欲しかった。この前の怖い夢もその時の夢で、あの夜から夢でうなされるようになった……。そのぐらい怖かった……」
先生は眉間にシワを寄せながら聞く。
「その次の日、何事も無かったかのように接された……。」