LOVE・ラブ・らぶー先生が教えてくれたコトー




歩は唇を噛み締めた。



「腹が立った……!その人達を見るのも怖くて、あたしその時、決めたの。逃げ出そうって。」



スカートを握りしめる力が強くなる。



「夜に先生達の目を盗んでまとめておいた荷物を持って逃げた。逃げて警察にチクってやった。」



歩はスカートを再度キュッと掴んだ。



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