LOVE・ラブ・らぶー先生が教えてくれたコトー
告白
店長が出ていってから、歩は笑いながら先生にお礼を言った。
「先生、あたし愛されてたの気付かなかっただけみたい。先生のおかげで知れたんだよ。ありがとう。」
「礼なんて言うな。当たり前のことしただけだし……、」
先生はしばらく沈黙し、顔を真っ赤に染めながら続けた。
「黒瀬のこと護りたかった。アイツらムカついた。自分が良ければいいみたいな感じで綺麗事ばっか言って。黒瀬は傷付いてるのになって。」