私と彼と☆
女の子は顔をあげて
俺を見た…………――
え!?
『彩香っ!?』
ビクッと肩を震わせる…………
不覚にも上目遣いで可愛いと
思ってしまう俺。
『大丈夫かっ!?』
『祐希っこわ…怖かっ……
…………たっよ』
泣き出す彩香…………――
『うわぁんっっ……―』
『れ゙っれも』
『でも?』
なんだ…………――?
『助けっにきた……のが―
祐っ希で…よかつた…。』
助け…。?
いったい何が?
『がっこ、いきたくなぃ…。』
いや、上目遣いデモ
それは駄目だから。。
『駄目だからな。』
それ以上、俺を見るなよ…。
『らめ?』
うっ…。
『駄目だっ。』