私と彼と☆


…。
『祐希っのバカぁ…。』


なんと言われようが駄目なもんは
駄目なんだよ…。


『ひっ酷い…。
 事情しらないくせに…。』


そう言えば…。
何があったんだ?


『何があったんだよ?』


黙りこんで
[わかるでしょ?]
と言わんばかりに涙を
浮かべて俺をまた、
上目遣いで見る。。


『そんなっのヒクッ、祐希っに
 いいたっくないよぉ…。』


俺には言いたくない…。?
少しだけショックを受ける。


それに気づいたのか彩香は
首をブルブルとふって、


『祐希だから言いたくないの…
 わかって……――?』


どういうことだよ?
とにかく後で誰かに
きいてみよう…………――


それよりっ!!


『学校には行ってもらうぞ』


うるうる…………――


『絶対だめだからなっ!』

ちっとでもいう顔をして、


『いいもんっ。
 じゃあ、ひとつ言うこと
 きいてくれる?』


『はぁぁぁ?』


少しだけ顔を火照らせて。

『あのね………――』





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