時を越える愛歌
まだ出会って間もないけど…
この人やったら信じられると思った。
2人で作った朝ご飯を食べ終わってから、自分はご飯も食べれるんやと分かった。
食器も片付け終わると暫く沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのは祐介。
祐介「な、なぁ!服買いに行かへん?って午後までしかあかんねんけど…」
奈美「服を…買いに?」
祐介「うん!やって奈美、ボロボロの制服しかないやん(笑)」
あたしは両親が死んでから服なんて買ってもらった事がなかった。
いっつも義理の姉のお下がり。
あたしに服を…買ってくれる…
祐介、ありがとう
奈美「…行きたい、です」
祐介「よし!決まったら早速レッツゴーや!」