時を越える愛歌

勝手にして生意気やけど、少しは祐介の役に立ちたい。







そう思ってキッチンに立った。
冷蔵庫を開けてみると、それなりの物は入っていた。






今日の晩ご飯はハンバーグや!








祐介は好きか分からへんけど…





あたしは自信なさ気にミンチをこねた。







祐介、喜んでくれるかな?




そんな事を考えながら、せっせとハンバーグを作った。







奈美「祐介が帰って来たら、もう1回温めて食べたらええか…」










料理は前の家でよく作らせられてたから並みには作れる。






自信作のハンバーグが入ってるフライパンにフタをしてベランダへと向かった。





ついでやから洗濯物も入れてしまおっと…










ベランダには祐介が着そうな服が風になびいている。



< 19 / 113 >

この作品をシェア

pagetop