時を越える愛歌
奈美「…寒っ」
冬に近付いているせいか、昼なのに冷たい風が少しだけ肌に突き刺さった。
取り入れた服を祐介の部屋まで持って行く。
部屋にはギターが飾られていた。
今日はこのベットで寝かせてもらってたけど…これからはどうしよう…
これからずっとここで寝かせてもらう訳にはいかへん。
どうしようかと思っていると、ベットの横の壁に飾られてある4・5枚の写真に目がいった。
見た目に寄らずやんちゃなあたしは、その写真を見入っていた。
祐介を合わせたこの8人の人が…rain?
その写真には楽しそうに笑う8人の男の人達が写っていた。
ケーキがあって、中心には祐介が居るから誕生日パーティーか何かしている写真やと思う。