時を越える愛歌
奈美「あ、お帰り!」









家に帰ると奈美は、お風呂上りみたいやった。







髪の毛が少し濡れてる奈美はちょっと色っぽい









奈美「今日は…急に変な事言い出してごめん」










奈美は少し俯いている。














祐介「僕は全然ええねんで!それより隆平が…」







奈美「隆平くんが…?怒ってた?」




祐介「怒るわけないやーん(笑)でも奈美の事、心配しとったで」







奈美「そっか…あたしもちゃんと隆平くんに謝ろうと思うねん。ほんでちゃんと話す」








やっぱり僕が隆平に言った通り、奈美はちゃんと自分で言うって。





良かったな、隆平。







お前は奈美に嫌われてないで。








祐介「よし!じゃあ今日はご飯食べに行こっか!」




奈美「本間?!やったーっ!」






祐介「じゃあ風邪ひかへんように頭乾かしてき♪」






奈美「分かった!」








そして僕たちは初めて外にご飯を食べに行った。








あまり人が来ない、小さなお店に。



< 41 / 113 >

この作品をシェア

pagetop