時を越える愛歌
次の日、僕と奈美は隆平の家に行った。
ちゃんと奈美が謝るって。
ピンポーン…
隆平「はーい」
祐介「僕やでー」
隆平「上がってー」
隆平は僕とは違うけどマンションに住んでる。
奈美と会っていた時の家とは違うみたい。
隆平「あ…奈美…」
奈美「隆平くん…えっと、昨日は…御免なさい」
隆平「なーんやそんな事?全然大丈夫やでー!誤る事じゃないやん(笑)」
隆平は作り笑いでもなんでもなく、自然に笑ってた。
僕は奈美に「頑張れ」と耳打ちした。
奈美「あんな、あたし隆平くんに話さなあかん事あんねん」
奈美がそう言うと、隆平は少し微笑んで「座り」と座布団を3枚敷いた。
ちゃんと奈美は隆平に話せた。