時を越える愛歌
奈美「いっつも何か考えてるみたいやから、忙しいんかな~と思て」
祐介「…よく見てるんやね(笑)」
奈美が話しかけてきても、そっけない返事しか返せなくなった。
何でか分からんけど、前よりかは会話もちょっと減ってる。
たぶん、僕のせいやけど。
奈美「何かあったら、あたしに何でも言ってな?」
言えるもんなら、言いたいわ…
「奈美が好き」って。
奈美「1人で抱え込んでたらしんどい時ってあるやん?」
奈美は今、何も考えずに言ってると思うけど、
今の僕は十分しんどい。
奈美は悪ない。
奈美「だから、何でも言って?愚痴でものろけでも何でも聞くから!(笑)」