幼なじみ


「優衣、大丈夫か?」
「うん。ごめんね」
そう言えば...前もこんなことなかったけ?
最近顔いろ悪い日多くなかったっけ?
「もう大丈夫。教室もどろ」
「あ、あぁ」
優衣の鞄を持ち腕を引く。





「マジ心配。無理すんなよ?」
「うん」
貧血...風邪...
優衣の体が弱り始めたのはたぶんこのころから。
「涼ー今日図書館行こうよ!」
「あ、わかった」
優衣はもういつもの笑顔でひと安心。





「あれ...?ここがこう?」
「そうそう。代入して...」
「あーできたぁぁぁ♪」
嬉しそうな優衣。
ってか...もうすぐ俺ら付き合って1か月か...。
記念日は一緒に過したいなぁ。





「優衣優衣♪」
「んー??」
「31日のスケジュールは?」
「CMー」
ガーンッ...
無理ですか...。
いや、家近いしとまればいいじゃん!





そうだそうだ!
うん!泊まろう♪






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