幼なじみ
「何でそんなに自信あるんですか?」
「僕がスカウトした芸能人を教えよう。」
それから酒井さんは、俺たちが知ってる芸能人の名前をたくさんあげた。
「米沢アユも...圭祐も...あなたが...」
米沢アユは今一番売れているモデルだ。
圭祐も日本で5位といわれ、超有名モデルだ。
「最後に。蓮も俺のプロデュースだ」
「「蓮!?」」
今に日本に蓮を知らない人はいないだろう。
かなりかっこいいし、日本一のモデルだ。
もうすぐ世界一になると言われている。
「蓮って...あの蓮ですよね?」
「もうすぐ世界一になるからなー」
酒井さんは嬉しそうに笑った。
「君たちならすぐに今の蓮まで伸びる。」
「そんな、あたしにモデルなんて...」
優衣は困った表情で酒井さんを見る。
「無理にやれとは言わない。ただ君たちは素晴らしい。」
俺にモデルなんてできるのか?
今の蓮になんてなれるはずがない。
優衣は可愛いし、モデルになって当たり前。
でも、俺はいたって普通の人だ。
「よし、蓮を呼ぼう」
「「え?」」
10分後、今目の前に天下の蓮が座っている。
「はじめまして。連です」
「香川優衣です」
「鈴木涼です」
蓮は間近で見てもかなりかっこいい!