【完】とわの風、青空の君。
「なあ、お前名前なんていうの?」
「私?私は深山風子(みやまふうこ)」
「フウコ?漢字どうやって書くの?」
「風に子で風子」
「えー!?マジで!?」
キュウちゃんが目をキラキラさせてニッカと笑った。
「超いい名前じゃん。お前いたら野球の試合勝てそう!」
「え?どういう意味?」
「ほら、あるじゃん。神風とか勝利の風とかさ。今だって癒しの風起こしてるし!お前の名前は縁起物な気がする」
「そう・・・かなあ?」
私はパタパタと下敷きを動かしていた手を止めて、鞄の中に下敷きをしまい込んだ。
「絶対そうだって。なあ、明日の試合応援に来てよ」
キュウちゃんが期待してるよっとでも言いそうな目で私をジイっと見つめた。
「私?私は深山風子(みやまふうこ)」
「フウコ?漢字どうやって書くの?」
「風に子で風子」
「えー!?マジで!?」
キュウちゃんが目をキラキラさせてニッカと笑った。
「超いい名前じゃん。お前いたら野球の試合勝てそう!」
「え?どういう意味?」
「ほら、あるじゃん。神風とか勝利の風とかさ。今だって癒しの風起こしてるし!お前の名前は縁起物な気がする」
「そう・・・かなあ?」
私はパタパタと下敷きを動かしていた手を止めて、鞄の中に下敷きをしまい込んだ。
「絶対そうだって。なあ、明日の試合応援に来てよ」
キュウちゃんが期待してるよっとでも言いそうな目で私をジイっと見つめた。