好きすぎた、たぶん。


「そんな緊張しなくていいよ。」


「いや・・・でも・・・なんか信じられなくて・・・」


「何が?」


「KAIさんとお話して、KAIさんと一緒にいて、KAIさんの車に乗ってるなんて・・・」


「じゃあ、もっと信じられないかな。」


「え・・・?」


「着いたよ。」


「え?」


「降りて。」



車から降りて、戸惑いながら車を降りてきたバイトちゃんが持ってる学校の鞄を持った。



「え、あ、あの・・・、どこですか?ここ。」


「ん?俺んち。」


「え???」



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