好きすぎた、たぶん。
「どれくらい待ち時間なんですか?」
「どんくらいだっけかな、2時間3時間くらいかな。」
「え、そんなに!?」
「少ない方だよ。合間に雑誌の取材あるから、こんくらいで収まってるけど。」
「そうなんだ・・・」
「逆に変に間空けられるとめんどくさくなるっつーのにね。」
「でも、頑張ってください!!」
「うーん・・・」
「楽しみにしてます、PVも雑誌も。」
「そだねぇ…じゃあ、詩織ちゃんにかっこいいって思われるように頑張って撮られてくるよ。」
「ハハ、はい!!」
特に別に次会う約束をしたわけでもなく、話した内容が特にあったわけでもなく、電話は終わった。
ちょっとは時間潰れたし、ま、いっか。