好きすぎた、たぶん。
でも、この言葉は思ってるだろうけど、正直聞きたい言葉ではなかった。
俺にはまだ早い。
俺の曲を作って売り出すのはまだ早い。
俺に売れ線の曲を書くのはまだ早い。
どう取っても、良くは聞こえない。
「とりあえず、曲作っとけ。」
「・・・はい。」
「“MOON”と“tears”と次で、短いスパンで出して、3部作的な感じにするから。」
「・・・はい。」
「次出してヒットするかはわかんねぇけど、このまま出さないでいたら終わるからな。」
「・・・そうですね。」