好きすぎた、たぶん。
「俺の言った意味がわかってんだったら、何で服着てんの?」
「・・・・・・」
「たまにあるよね、京子さん。風呂から出てくると服着てる時。」
「そりゃそうだよ。」
「何で?」
「いくら三十路の女でも恥ずかしさってもんはあるの。」
「ふ~ん。」
「・・・何よ。」
握った腕を引いて、俺が座っていたベッドに京子さんを押し倒した。
「そんなに俺に脱がして欲しいんだ。」
「ちがっ・・・んっ・・・」
さっきしたキスとは比べ物にならないくらい深いキスをして、わざわざ着てきた服を脱がせた。