好きすぎた、たぶん。
「マジ最低だね。ごめん。」
「・・・大丈夫ですか?」
「え?」
「可威さんは。」
「うん。ありがとう。」
「なら・・・いいです・・・」
「詩織ちゃん。」
「はい。」
「今曲作ってるんだ。完成したら聴いてほしいんだ、詩織ちゃんに。いいかな?」
「・・・はい・・・」
「ありがとう。また連絡するから。」
「はい・・・。」
電話を切った後、1個残ってたカップラーメンを食べてから、曲作りを再開した。