好きすぎた、たぶん。


「あっ・・・ちょっと・・・」


「何?」


「んっ・・・まだいいって・・・言ってなっ・・・」


「わかってるからいいよ。」


「え?あっ・・・んっ・・・」


「こんなに感じてて、嫌なわけないでしょ?」



この日、結局寝たのは明け方だった。



翌朝、なぜか俺は京子さんより先に目が覚めちゃって、煙草に火を点けて時計を見たら、全然寝てなかった。



・・・何やってんだ。



やるより寝ろよ。



一昨日もあんま寝てなかったっつーのに。



何がっついてんだろ。



溜まってたのかな。



んー・・・、それはないな。



京子さんとは久しぶりだったからかな。



って、がっついてたの俺だけじゃねぇし、まぁいっか。



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