好きすぎた、たぶん。


「事務所来れるかな。」


「は?今日オフなんすけど。」


「でもスタジオいるじゃない。」


「まぁそうだけど。」


「遊んでるようなら呼ばなかったけど、どうせ仕事してるんでしょ?スタジオなら近いじゃない、事務所。」


「はいはい、わかった。」



・・・めんどくさ。



「何だって?」


「事務所来いだって。」


「へぇ、頑張って。」


「めんどくさー。」


「戻ってくんの?」


「あぁ、長くねぇだろ、たぶん。」



スタジオを出て車で事務所に向かった。


< 420 / 880 >

この作品をシェア

pagetop