好きすぎた、たぶん。
・・・うーん。
高校生だからか。
詩織ちゃんちってわけにはいかないし、ラブホはよくないでしょ。
ラブホじゃない普通のホテル?
んー、あんま好きじゃねぇんだよな。
仕事で泊まること多いのに、プライベートでわざわざ泊まりたくない。
・・・ま、いっか。
しっかりと俺が貸してあげてる部屋着を着て、詩織ちゃんが出てきた。
「待ってて。俺もすぐ入って出てくるから。」
「・・・・・・」
まただ。
また赤い。
風呂上がりだから?
逆に何だったら照れないんだろ、この子。