好きすぎた、たぶん。
いつもの風呂上がりと同じようにパンツ一丁で出たら、詩織ちゃんがわかりやすく目線を逸らした。
「そんな照れないでよ。」
「だって・・・」
「もう何回も見てるじゃん。」
「・・・そういう風に・・・言わないでください・・・」
「じゃあ、何て言えばいい?」
詩織ちゃんが逸らした顔を無理矢理俺の方に向けた。
「・・・ち・・・かい・・・です・・・」
「そりゃそうだよ。」
「・・・んっ・・・」
そのまま詩織ちゃんの唇に自分の唇を重ねて、舌を絡めた。
さすがに今日はわかりきってたからか何なのか、抵抗はなかった。
まぁずっとあっても困るけど。
「・・・あっ・・・ん・・・可威・・・さっ」
最中、初めて詩織ちゃんが俺の首に手を回した。
詩織ちゃんから俺にくっつこうとすることは今まで一度もなくてちょっと驚いたけど、そのまま構わず行為を続けた。
それほど慣れてきたってことかな。
詩織ちゃんの俺を求めた行動に、俺は途中キスで返した。