好きすぎた、たぶん。


「やだやだっつー、お前はどうなの?」


「は?」



潤が俺のとこに来て、他の3人に聞こえないような声で聞いてきた。



「最近は昔ほど遊んでないらしいですけど、いい子でも出来ました?」


「何言ってんの?」


「こないだの。」


「は?」


「健吾がスタジオに連れてきた、お前の車に乗ってたって子。」


「・・・・・・」



やば。



そうだった・・・



みんなに1回見られてんだった・・・



「あの子、詩織って子だろ。」


「は?」


「前にお前の携帯に知らない番号から電話あって、俺が出た時にかけてきた子。」


「ちげぇよ。」



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