好きすぎた、たぶん。


「夏実さ。」


「ん?」


「なんであの子にあんなこと言ったの?」


「あの子?」


「ホテルでお前が会った子だよ。」


「あぁ。別に変なこと言ったつもりはないけど。」


「何で勘違いなファンは困るとか言ったんだよ。」


「だって本当のことでしょ?勘違いする行き過ぎたファンは困るじゃない。」


「じゃあ何で俺ともう会うなっつったの?」


「会ってもらっちゃ困るからよ。」


「は?」



夏実と話してるとだんだんだんだんムカついてきてるのがわかった。



「確かにあのホテルに連れてきたのは、俺が悪い。するべきことじゃなかった。それは俺も反省してる。でもな、あんな言い方することなかっただろ。」


「どうして?あたしはマネージャーとして言うべきことを言っただけ。」


「は?」


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