好きすぎた、たぶん。
・・・あれ。
なんか俺今日調子悪いのかな。
いつもなら、もうキスくらいしてそうなのに・・・
「お風呂入る?可威。」
「うん、そうだね。入ろうかな。」
ここは京子さんちなのに、なぜかいつものように俺が先に風呂に入った。
パンツ一丁で風呂場から出て、いつものように寝室で煙草に火を点けた。
なんだろ。
全然やろうって気にならない。
別にどこも調子悪くねぇのになぁ、今日。
京子さん出てきたら違うかな。
しばらくして京子さんが風呂から出てきた。
髪の毛が濡れたまま。
「髪の毛ビショビショじゃん。」
「そう?拭いたよ?」
「風邪ひいちゃうよ。」
「ひかないよ。」
「だーめ。乾かそう。俺乾かしてあげる。」
洗面所にあったドライヤーを持ってきて、寝室のコンセントに繋げた。