好きすぎた、たぶん。
わかってたことなのに、高校生だって。
なのに、俺は芸能人で、詩織ちゃんは一般人だと、わからされたような気がした。
そんな気がして、無性に何だか寂しく思えた自分がいた。
だから、俺は返事も聞かず今日ここに呼んだんだと思う。
会いたかったんだと思う。
俺の知ってる詩織ちゃんに。
こんなこと思う理由はわかんないけど、そう思ってたことは確かだった。
「・・・んっ・・・」
俺は何も言わず詩織ちゃんにキスをして、そのままソファーに押し倒した。
キスを続けながら制服を脱がして、詩織ちゃんの胸に触れた。
「あっ・・・ん・・・」
会いたかったんだと思う
俺の知ってる
詩織ちゃんに
俺を感じてる
俺だけが知ってる
詩織ちゃんに