好きすぎた、たぶん。
「新曲なんだけどさ。」
「うん。」
「お前と作ってるじゃん。」
「うん。」
「カップリングは俺に任せてもらってもいいか?」
「・・・おぉ。言うと思った。」
「お見通しか。」
「ま、いつも任せてますけどね。」
「まぁそうだけど。」
「・・・A面の方、お前が作ってもいいよ?」
「いやいい。そっちはお前と作りたい。」
「そっか。わかった。じゃあ頑張って。」
「おぉ。」
「ほんじゃ、また明日。」
「うん。」
潤はリーを撫でて、帰って行った。
俺はそのまままたパソコンの前に座って、ギターを手に取った。