好きすぎた、たぶん。





最低な生き方を


してきた自分




こんな最低な


人間だけど


俺は


生きてるんだよって




俺は


ここにいるんだよって




誰か


見つけてくれるかも


しれない




もしかしたら


ガキの頃からずっと


そう思ってたのかも


しれない




本当の俺を


見つけてくれる人が


いるんじゃないかって




いたんだ


やっと




詩織ちゃんが


見つけてくれた




詩織ちゃんが


こんな俺を


好きだと


言ってくれた




俺に


何の力があるか


わかんない




芸能人ってだけで


実際は


無力かもしれない




好きな女1人


守れないことも


あるかもしれない




それでも俺は


君が好きだから




君の俺に


向けてくれる笑顔が


好きだから




この笑顔は


絶対に


なくさせない




こんな俺を


好きだと


言ってくれた君を


ずっと好きでいたい




そんな君が


好きだと


言ってくれた俺を


好きでいたい




世間からすれば


嘘で固めた


俺だけど


君には


本当の俺を


見ててほしい




1人だと思った


世界には


たくさんの


人がいて




1人だと思ってた


俺には


君がいた




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