先生と夏休み



先生は少しだけ間をあけて
自分を落ち着かせるようにした



『櫻井、お前今日サボりだろ…?』



ギクッ…


いざ気づかれると
返答に困りますな…。



「あ~頭痛い…ゴホッ…ゴホッ…」


あたしはそういいながら
ベッドに寝転ぶ



『いかんなぁ…本当に俺に好かれたいならこういうのはダメだな』



「うっ…」



『反省は…?』



先生は先生らしく腕を組みながら言う



「…してる、明日からちゃんと行く」




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