先生と夏休み



『祭ねぇ…』


って、腕を組んでなんか悩んでる…


もしかして…ひょっとする?



「左之先生はお祭り行かなくていいの?」



『俺は、もう随分行ってないな』



「じゃあ…」



コツンッ



「…いっ…!」


先生はあたしの頭わ
軽く叩いた



『俺と行こうだなんて
この超難問を自力で解けてから言うんだな』


先生は自分のテキストの問題を指差す




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