想い。
あれからどれくらい時間がたっただろう・・・

 真とは抱き合ったままはなれていない。すると、真から喋りかけてきた。

「お前ホントは弱いだろ。いつも強がってんじゃねえよ」

「え・・・何で・・・」

「俺、いつも凛を見てて弱いって思ってたけど???」

「そんなことないよっ!!!つ、強いもん!!!」

「ははっ!!でもさ、泣きたい時は我慢すんなよ??俺がいつでも相手してやる。」

真の言い方はちょっと上から目線だったけど、ホントに嬉しかった。


 
 私は1人じゃないんだ。


< 44 / 92 >

この作品をシェア

pagetop