想い。
そう思うことができた。真の人の良さにどんどん惹かれてる自分がいた。
 だけどその反面、真を思うたびに優斗のことを思ってしまう。
そんな自分が嫌だった。

「さてと・・・そろそろ帰んないとな」

「あ・・・そうだね・・・」

幸せだった時間が、終わってしまうのかと思うと悲しくなった。

「なんだよ!!!いつでも来いよ、俺いつもいると思うから」

真はそう言って笑った。その笑顔が何処か寂しそうに見えたのは気のせいかな・・。

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