想い。
 「凛、大丈夫か??なんかコーヒーでも入れようか??」

真も心配してくれた。絵里が話したのだろう。

 「大丈夫・・・ありがとう」

真には絶対知られたくない・・・。話さないでおこうと思っていた。そう、あの瞬間まで。

コンコンッ!!!

ドアを誰かがノックしている。ドアの向こうから声がした。

 「おーい、真!!!久しぶりに来たぜっ!!!」

 「あぁ、わかった。今開けるよ」

この声・・・どこかで聞いたような・・・・・。

< 55 / 92 >

この作品をシェア

pagetop