君泣、我亡く

だけどあたしに一体何があったかなんてこの時はまだ知る事などなかった





いや何も知らなければこれから先何かが変わっていたのかもしれない…















あたしは結局その後何日も病院にいた

                                  
あたしは冷静に考えた




自分に何があったかよりもこれから先どうなるのか



少し不安だった




でも先生も看護婦さんもいい人だったので不安は少しだったのかもしれない


           
でも一体なぜあたしは自分の歳は覚えていたのだろう…


まじ不思議だ!




『桜さん元気ですか~?』
           あっ看護婦さん

                      看護婦さんが毎回自分の所に来てくれるのは唯一1日の中で退屈じゃない時だ


           『はい元気です。!』
           何か学校でやっていた朝の健康チェックのようだ

           えっ?学校?



『はっ学校!!?』

           あたしは看護婦さんが話すよりも先に叫んでしまった

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