【短】はぁーとの記憶
あたしだけが、來斗の魅力を知っていたはずなのに、



あたしだけが、來斗の気持ちを独占してたはずなのに、



そんな思いが余計にあたしを苦しくさせる。



もういい加減分かってるつもり。



あたしの声は來斗には届かない現実も、



もう決して愛されることのない現実も……。


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