彼と彼女と彼女と彼と
「な、な、なに?徹平どうしたの?」


「…お前っていつもいきなりだよなー…」


「…ほんとに。何があったの?」


すると徹平はお店の中にチラッと見える時計を指差した。


「やっべ!!遅刻だ!!今年は遅刻とか絶対しないほうがいいって!!」


時計を見ると、もういつもは学校についていてもいいような時間だった。


やば…


私たち、もう受験生だし…


遅刻は厳禁だよ…



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