彼と彼女と彼女と彼と
「ねぇ郁美っ。プレゼント、何がいい?」
奈々が顔をのぞき込むようにして言った。
「…別にいいわよ?」
プレゼント、なんて…
「ダーメ。プレゼントは用意したいよ。だって誕生日だよ?年に一度しかないんだから…」
「そーだぞ?郁美、なんでも言ってみろ。俺の小遣いで買えるものならなんでも買ってやる!!」
「おー、徹平太っ腹☆」
…プレゼント…
…年に一度、か…
あたしは誕生日よりも七夕が好きだけどな。
織り姫と彦星が会える日…
奈々が顔をのぞき込むようにして言った。
「…別にいいわよ?」
プレゼント、なんて…
「ダーメ。プレゼントは用意したいよ。だって誕生日だよ?年に一度しかないんだから…」
「そーだぞ?郁美、なんでも言ってみろ。俺の小遣いで買えるものならなんでも買ってやる!!」
「おー、徹平太っ腹☆」
…プレゼント…
…年に一度、か…
あたしは誕生日よりも七夕が好きだけどな。
織り姫と彦星が会える日…