ふたごのゴースト
CHAPTER1-アルバム-
「あつ~い」
僕は片手にうちわをもってカレンダーを見た。
今日は6月9日、まだ梅雨に入ったばかりなのに、もう夏かと思えるほど暑い。
少しくらい雨が降ってくれたら良いのに。
僕はそう思いながら、なにか楽しいことは無いかと本棚の上の母さんの引き出しに目をとめた。
その中には茜色のアルバムがあるのを僕は知っていた。。
僕は椅子を持ってきてその引き出しにてをかけた。
またぼくの頭にイタズラ心がわいたんだ。
母さんは絶対僕を引き出しに近付けない。僕はいつも母さんやねぇさんの物にイタズラしたり、なくしてしまうかららしい、でもそれ以上に茜色のアルバムは大切なものらしくて僕にはさわらせてくれない。
だから僕から引き出しを開けたことはないし、開けようとしても何処からともなく母さんがやって来て僕を怒る。
足音ひとつ立てずに
「レン!」
ってね。
だから今もそんな母さんに注意しながら静かに引き出しを開けた。
中にはカードや宝石が入っていた。
もちろんあのアルバムも。
僕はそのアルバムにてをかけ、開こうとした。
(-------- っ!)
そしたらいつもと同じくどこから沸いて出たのか母さんがいつの間にか、後ろに立っていた。
僕は片手にうちわをもってカレンダーを見た。
今日は6月9日、まだ梅雨に入ったばかりなのに、もう夏かと思えるほど暑い。
少しくらい雨が降ってくれたら良いのに。
僕はそう思いながら、なにか楽しいことは無いかと本棚の上の母さんの引き出しに目をとめた。
その中には茜色のアルバムがあるのを僕は知っていた。。
僕は椅子を持ってきてその引き出しにてをかけた。
またぼくの頭にイタズラ心がわいたんだ。
母さんは絶対僕を引き出しに近付けない。僕はいつも母さんやねぇさんの物にイタズラしたり、なくしてしまうかららしい、でもそれ以上に茜色のアルバムは大切なものらしくて僕にはさわらせてくれない。
だから僕から引き出しを開けたことはないし、開けようとしても何処からともなく母さんがやって来て僕を怒る。
足音ひとつ立てずに
「レン!」
ってね。
だから今もそんな母さんに注意しながら静かに引き出しを開けた。
中にはカードや宝石が入っていた。
もちろんあのアルバムも。
僕はそのアルバムにてをかけ、開こうとした。
(-------- っ!)
そしたらいつもと同じくどこから沸いて出たのか母さんがいつの間にか、後ろに立っていた。