眠る心
貴方がグラスに入った
水を飲む仕種

上品にご飯を
食べ勧めていく姿

どんな姿も、とても紳士的で
私は、緊張しながら貴方だけ
を見つめる。

貴方の周りだけ、空気が違う
事に、この場所で食事をする
人達は、皆、気づいている。

貴方は、キラキラと輝く・・

誰もが引き付けられて
止まない。

「そんなに見られると
 緊張するよ」

「ごめんなさい」

貴方の、その微笑みを
私は知ってる・・・?

おいしい食事を終えた後
そのまま、二人はドライブ
をする。
 
街頭の光の瞬きに
心を奪われながら
気持ちよい風を頬に受ける。
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