眠る心
神様が訪れる

夢の続き†柊雨

なぎと別れて

三年の時が過ぎた・・・

俺は今

二度目の海外ツアー
の真っ最中。

二人の夢の続き・・・

開演前の楽屋で、俺は
いつものように瞑想する。

「開演時間です
 スタンバイ
 宜しくお願いします」

ファンが俺を呼ぶ声が
聞こえる・・・

「しゅうちゃん」

その声は、なぎ・・・
お前が俺を呼ぶ声に変わる。

そして、ステージの上

こんな遠い場所に
居るはずの無い

お前の姿を探す。

『断るなんて、どうして
 しゅうちゃん
 絶対にやるべきだよ』
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