眠る心
紫季は、私の手を取り
見つめて言う。
「もう、僕の怪我は
完治したから
早く彼、シュウさんの
怪我を治してあげなさい」
そう言い残して、今度ゆっくり
と一緒に会食をする約束をして
幸せそうに仕事場へと
戻って行く
貴方の白衣を着た後姿を
私は見送る。
ここは、メイク室。
柊雨は相変わらずスゴい人気で
たくさんの女性・男性の
憧れの的。
新曲のプロモーション撮影の為
にメイクをしている。
凪子とは、別れてから
一度も連絡を取っていない。
それでも、別れてからの
凪子の事は、おせっかいな繭子
から送られてくるメールで
知っている。
見つめて言う。
「もう、僕の怪我は
完治したから
早く彼、シュウさんの
怪我を治してあげなさい」
そう言い残して、今度ゆっくり
と一緒に会食をする約束をして
幸せそうに仕事場へと
戻って行く
貴方の白衣を着た後姿を
私は見送る。
ここは、メイク室。
柊雨は相変わらずスゴい人気で
たくさんの女性・男性の
憧れの的。
新曲のプロモーション撮影の為
にメイクをしている。
凪子とは、別れてから
一度も連絡を取っていない。
それでも、別れてからの
凪子の事は、おせっかいな繭子
から送られてくるメールで
知っている。