眠る心
そこには、彼女の血液型
星座を初め
  
住所に電話番号
漢字で書かれた名前等の
情報が載っていた。

その紙を、司は覗き見ながら

「最初からこんなに情報を
 教えちゃダメだよね
   
 悪い奴かもしれないのに
 ・・・・・・」

「だね・・・?」

俺は、その紙を大切に
ポケットにしまった。

なぎは、俺の全てになる。
 
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