眠る心
憶えてないよ
繭子は、打ち上げの
会場からいなくなった
凪子を心配して探していたら
柊雨と手を繋いで戻って来る
姿に驚いたことを話す。
「あの後からだよね
二人の距離が急速に
近づいたのは・・・」
ドアが閉まる音がする。
柊雨が、慌ててドアの
外へ出てみると
そこには、凪子が立っていた。
凪子の表情がどんどん
暗くなっていくのを感じた。
「なぎ」
「なっちゃん
いつからそこに?」
凪子の表情が、苦痛の表情に
どんどん変わっていく。
「まゆちゃんが今、何の話を
してるのか分からない
私、憶えてないよ
苦しいよ、胸が苦しい」
体調の悪い患者さんの元へと
診察に向かっていた紫季は
凪子の苦しむ姿を見て驚き
駆け寄る。
会場からいなくなった
凪子を心配して探していたら
柊雨と手を繋いで戻って来る
姿に驚いたことを話す。
「あの後からだよね
二人の距離が急速に
近づいたのは・・・」
ドアが閉まる音がする。
柊雨が、慌ててドアの
外へ出てみると
そこには、凪子が立っていた。
凪子の表情がどんどん
暗くなっていくのを感じた。
「なぎ」
「なっちゃん
いつからそこに?」
凪子の表情が、苦痛の表情に
どんどん変わっていく。
「まゆちゃんが今、何の話を
してるのか分からない
私、憶えてないよ
苦しいよ、胸が苦しい」
体調の悪い患者さんの元へと
診察に向かっていた紫季は
凪子の苦しむ姿を見て驚き
駆け寄る。