眠る心
決断
苦しい決断
病室へと続く廊下を歩きながら
私は、紫季の言葉を思い出して
つい微笑が零れる・・・
貴方の言葉が頭をグルグルと
駆け巡る。
病室ではノートパソコンを
開いて待っている繭子の姿。
「まゆちゃん、来てたの?」
「仕事持って帰って来たわ
それより診察だったの?」
「うん、しき先生が二、三日後
に退院できるように
進めて行きましょうって」
「なっちゃん、良かったね
そうだ、しゅうちゃんにも
早く知らせてあげなくちゃ
喜ぶわよ
確か、全国ツアーが始まって
今日は京都ライブのはずだから
今頃は、ちょうど
リハの最中かもしれないけど
メールしてくるね」
喜ぶ姉・繭子は、携帯電話を
持って病室の外へと出て行く。
私は、紫季の言葉を思い出して
つい微笑が零れる・・・
貴方の言葉が頭をグルグルと
駆け巡る。
病室ではノートパソコンを
開いて待っている繭子の姿。
「まゆちゃん、来てたの?」
「仕事持って帰って来たわ
それより診察だったの?」
「うん、しき先生が二、三日後
に退院できるように
進めて行きましょうって」
「なっちゃん、良かったね
そうだ、しゅうちゃんにも
早く知らせてあげなくちゃ
喜ぶわよ
確か、全国ツアーが始まって
今日は京都ライブのはずだから
今頃は、ちょうど
リハの最中かもしれないけど
メールしてくるね」
喜ぶ姉・繭子は、携帯電話を
持って病室の外へと出て行く。