ふれんず
「あのさっ―」
そういいかけられたとき
「D組ー。
体育館に移動するぞー!」
赤坂のでかい声が廊下に響く。
「またあとでね。」
つまんなそうな顔をして、自分の列に帰っていく。
名前のしらない子。
私…絶対顔がひきつってた。
そう思いながら、ふと後ろを振り向いてみる。
私と話した子ゎ、他の女の子と話していた。
別に、見た目てきにゎ悪そうでもなく地味でもなぃ。
どちらかと言えばさわやか系のタイプ。
他の女の子と話している名前のしらない子を見ていて、私がなくした何かを持っている気がした。