色んなタイプの男性が愛!?を囁く
学校一の地味男
「あ......おはようございます。......貴女だけです。いつも僕に挨拶してくれる人は。」






「僕......いつも凄く嬉しいんです。」






「僕、あだ名が空気ですし。全く僕の存在に、誰も気付いてくれない。でも......貴女は違う。挨拶をしてくれる。貴女のおかげで、今日も頑張ろうって毎日思えるんです。」






「あ......あの......って、うわぁっ!!」






「ご......ごめんなさい!!勢いあまり過ぎて、転んじゃいました......あぁ。眼鏡が......ん?どうかしましたか?」






「へっ?コンタクトに変えた方が良いですか?うーん......コンタクトは苦手なんですが、貴女が言うのでやってみます!」






「あの...コンタクトに変えてから、なんか皆が変なんですが......特に女子の方が......」






「カッコいい?この僕がですか?そんなっ......嘘ですよ。でも、貴女に言われると、なんか嬉しいです!!」






「......」






「やっぱり僕、ビン底眼鏡に戻ろうかな......」






「コンタクトをしていると、なかなか貴女と一緒にいられないから......」






「僕がビン底眼鏡に戻っても、貴女なら僕に話かけてくれるでしょ?」






「だったら、ビン底眼鏡の方が貴女と一緒にいられる時間が増えますね。」
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